小笠原市長らに分列行進を披露する消防団員
◆―― 「市民が安心して暮らせるように」
登別市消防本部、市消防団主催の「登別市消防出初式」が7日、市民会館(富士町)で開かれた。4月1日の新消防庁舎(富岸町)の供用開始を前に、消防職員と団員が堂々と分列行進を披露。職務遂行や防火・防災への誓いを新たにした。
穏やかな冬晴れの下、職員24人、団員51人が同会館駐車場で分列行進を実施。管理者の小笠原春一市長をはじめ、来賓の山岡達丸衆院議員、赤根広介道議、辻弘之市議会議長らに一糸乱れぬ消防力を披露した。
同会館大ホールでは、西胆振鳶土木工事業連合組合、西胆振若鳶会が木やり歌、まとい振り、はしご乗りを披露。高さ約10メートルのはしごを勢い良く駆け上がり、伝統の技を次々と繰り出した。
続いて式典が行われ、永年勤続の団員らを表彰。小笠原市長は「4月に消防庁舎がいよいよ開庁する。市民の皆さんが安全で安心して暮らせるよう、一層の消防力の充実・強化、ならびに防災・減災に力を注いでいく」と式辞。野呂力之丈団長は「『自らのまちは自らの手で守る』という郷土愛護の精神と決意を新たに地域防災の要として、より一層職務にまい進することを誓う」と答辞を述べた。
表彰者は次の通り。(敬称略、かっこ内は分団名)
◇登別市長表彰
▷優良消防団員表彰 平塚大祐(登別温泉)、川原英世(登別)、野呂田佑介(富浦)
▷精勤表彰 柏倉豊仁(幌別)、小竹準一(富浦)
▷30年勤続表彰 駒込伸次(幌別)、平等高幸(富浦)
▷20年同 外崎公治(鷲別)、川浪哲也(同)
▷10年同 高見和敏(幌別)、髙橋淳(鷲別)、平塚大祐(登別温泉)、中平將(富士)
▷退職者表彰 髙橋茂樹、本山梨沙、上野雅春
◇北海道消防表彰
▷30年永年勤労彰 平等高幸(富浦)
▷10年表彰状 川原英世(登別)、高見和敏(幌別)、髙橋淳(鷲別)、宮川聖剛(登別温泉)、岩田恵(女性)
◇北海道消防協会定例表彰
▷30年勤続表彰 駒込伸次(幌別)
▷20年同 東川博文(登別、)外崎公治(鷲別)、川浪哲也(同)
▷10年同 相木央輔(富士)、平塚大祐(登別温泉)、中平將(富士)