「室蘭満天花火」に参加する花火師が国内のイベントで打ち上げた大輪(提供写真)
日本最大級となる3万発超の花火を打ち上げるイベント「室蘭満天花火」が9月6日に初めて開かれる。会場はだんパラ公園特設会場(室蘭市香川町)で、入場券は2月3日に先行販売する。
イベントは同実行委員会(実行委員長・上村正人電材重機代表取締役社長)主催、室蘭民報社80th実行委員会共催。「室蘭から新たな挑戦」をテーマに、ものづくりのまちの夜空を彩り、未来を明るく照らす。国内最大級となる発数の花火を打ち上げるほか、人気アーティストやお笑いタレントによるステージも企画されている。
会場は市民らがそり滑りに訪れる、だんパラ公園ロッジ駐車場前の広場。観覧席はゲレンデを背にして斜面に設ける。
観覧は有料で、座席は特別席から一般席まで設ける予定。当日は室蘭、登別両市内の小学生を保護者同伴で無料招待する計画。
先行販売される入場券は2月3日からチケットぴあ、ローソンチケットで購入可能となる。また、4月からは室蘭市がふるさと納税の返礼品として取り扱いを開始する予定。
プログラムは一日中楽しめる内容。午前10時に開場し、花火の打ち上げ時間は午後7時~8時半。会場には大型エア遊具や縁日など子どもの笑顔が広がる「満天遊園地」がオープン。飲食エリアでは市内外のグルメを満喫できるキッチンカーや露店が並ぶ。
ステージではエンターテインメントが繰り広げられる。参加するアーティストは今月末にも発表する。
夜空を彩るのは、道内外で活躍する花火師たち。メインで担当するTAIRIN(小樽市)は道内の各イベントも手がけている。昨年12月には会場で打ち上げ試験を行っており、同社の鳴海正之代表取締役は「室蘭ならではのロケーションは最高。どこにもない演出になる」と太鼓判。さらに国内外で活躍する有名花火師が共演し、大輪を咲かせる。
会場への交通手段は、無料シャトルバスを用意。特別席利用者以外は直接のアクセスはできず、渋滞などの交通障害を防ぐ。
現在オフィシャルパートナーと特別協賛を募集している。問い合わせは室蘭満天花火実行委メールinfo@manten-hanabi.com
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