2024年7月5日(金曜日)

  1. トップ
  2. むろみんホットニュース一覧(登別)
  3. 食感や味、徹底改良 登別明日5回生考案「かなぼう餃子」
写真:エゾシカ肉 缶詰

2024/07/02 20:00登別

食感や味、徹底改良 登別明日5回生考案「かなぼう餃子」

記事写真メイン

完成した「かなぼう餃子」を手にする(右から)武藤さんと岡田さん

◆―― 13、14日イベント出店
 地元の1次産品を使ったオリジナルレシピ「かなぼう餃子」の開発に取り組む登別明日中等教育学校(松田卓也校長)の5回生4人は、今月開催するイベント出店に向けた最終試作会を行った。今回、ギョーザのタネにおからを加え低カロリーながらボリューム感を追加。考案した和風、タルタル、ケチャップ、コチュジャンの4種類のタレを添えた。

 「かなぼう餃子」開発に取り組むのは5回生の岡田美遊さん、鯉渕陽朱さん、武藤百音さん。今回新たに袴田創大さんが加入し、今後は4人体制となる。10月に開催される「高校生チャレンジグルメコンテスト」への出場を最終目標にしている。

 販売実績などの経験があるとコンテストでも評価されることから、13、14の両日中央町で開催される「のぼりべつ夏祭り×登別ブランドまるしぇ」への出店に向け、試作を繰り返した。

 これまでの試作品では、俵型にしたタネにギョーザの皮の製造段階で生じる切れ端を細かく切ったものを付けて揚げていた。しかし、火を通す必要から揚げ時間が長くなり、焦げてしまう事が課題だった。

 そこで今回は15センチ程の長さに薄く伸ばしたタネに皮を付けることで揚げる時間を調整。目指していた「かなぼう餃子」に仕上がった。

 最終試作会には約20人の教職員や生徒が参加。「人気のタレはどれか」「食感や味はどうか」「イベント出店時の金額設定は購入しやすいか」などを聞いた。アンケートの結果、コチュジャン味のタレを改良していくと決めた。

 岡田さんは「実感が湧いてきた。自分たちが考えたことがここまで形にできたことがやりがいに思う。コンテストに向け大事にしたい」と意気込みを語った。

あなたにおすすめのニュース

写真:安全なおすすめドッグフード
写真:Men’s clinic Dylan  /iput
写真:PremyMakeプレミーメイク /ENTERKEY
写真:CocoStep ココステップ /ENTERKEY
写真:ぶどうの木
写真:玄珠米
写真:のぼりべつエゾシカ
写真:共同通信社
写真:日本新聞協会
写真:47NEWS
写真:北海道ニュースリンク
写真:地域再生大賞