故人と心安らかな時間が過ごせる永代合同納骨堂
今年4月に完成した浄土真宗本願寺派有珠山紋鼈寺(伊達市末永町71・1)の永代合同納骨堂「無量寿廟(むりょうじゅびょう)」。故人との心安らかな時間が過ごせるとあって関心を集めている。
無量寿廟には、2千人分以上の遺骨が納められる合葬区画のほか、7回忌か13回忌までの一定期間だが個別で安置できる区画(約600人分)を設置。阿弥陀如来像と釈迦が悟りを開いた場所とされる菩提樹(ぼだいじゅ)をモチーフにした木が備えられ、落ち着いた雰囲気の中で亡き家族をしのぶことができる。
合葬区画の冥加金は、1人分が20万円。家族の場合50万円。
個別区画は合同区画の各費用に、7回忌までの10万円、または13回忌までの20万円を合算した金額。それぞれの年忌が経過した後は合葬される。そのほか、門徒登録料が必要で維持費は年間4千円。
奥田正弘住職は「残された家族に負担をかけたくない、または墓じまいを考えている人は相談してください」と話している。問い合わせは電話0142・23局2036番へ。