内覧会で展示される安土桃山時代の武家腰巻姿
19、20日きもの展内覧会
小林豊子きもの学院北海道本部は19、20の両日、室蘭市輪西町2の室蘭市市民会館2階で「第37回きもの展内覧会」を開催する。
テーマは「後世へ伝えよう-日本伝統衣裳の復元-」。世界に誇るきもの文化を次世代を担う子供たちに守り伝えていくことを目的に毎年開催しており、時代衣装の復元に取り組んでいる。同学院北海道本部ではこれまで江戸時代十二単や平安朝白拍子水干姿など、29体の復元を手掛けてきた。今回の内覧会では、その中から安土桃山時代の武家腰巻姿を展示する。
同時開催する販売会では、訪問着や振り袖、小紋、コート、紬着尺、袋帯など各種帯のほか、小物など数多く展示。和装商品のほかにも洋服やバッグ、ジュエリーや化粧品も用意する。売り上げの一部は時代衣装の復元費用に充てられる。同学院室蘭事務局主任講師の平岡豊周さんは「手ごろな価格でご用意しております。どうぞお気軽にお越しください」と呼びかけている。
開場時間は19日が午後1時~同8時、20日が午前10時~午後6時。