
虻田中学校校舎
◆―― 余裕教室を活用
【洞爺湖】洞爺湖町教育委員会と町は本年度、虻田小学校校舎に虻田中学校を移転する準備を進める。中学校校舎の老朽化が著しいためで、生徒の学習環境と安全面の確保を最優先に小学校の余裕教室を活用する。2026年4月の移転を目指す。
虻田中は1967年建築。老朽化が課題となり、2022年に地区別教育懇談会で虻田中の今後について調査。「虻田小への移転が望ましい」との結果を受けて、24年度に虻田小、虻田中、洞爺湖温泉小の関係者らでつくる「虻田中学校校舎移転に係る地域協議会」を立ち上げ、さらに検討を進めてきた。
虻田小校舎は1975年建築で役場近くにある。2階建てで普通教室は19教室。そのほかに家庭科室や理科室、図工室などの特別教室がある。現在、虻田小と虻田中はいずれも各学年1学級。さらに、それぞれ特別支援学級が3学級ある。
町は本年度予算で虻田中学校移転に関わる改修事業として2772万円を計上。中学生が使用するトイレなどの改修工事を行う。移転については、4月下旬に虻田中生徒の保護者や同中に進学予定の児童の保護者らを対象に説明会を予定している。
町教育委員会は「中学校校舎の老朽化に対して、最短で何ができるかと考えた。将来的には義務教育学校の設立も視野に入れ、段階的に取り組みを進めていきたい」と話している。