
先生に指示して目標地点に運ぶ「人間プログラミング」
室蘭工業大学の学生サークルstudio催事(小出谷菜奈代表)によるプログラミング出前教室が室蘭市旭ヶ丘小学校(大谷昌史校長)で開かれた。6年生は先生を目的地まで連れて行く「人間プログラミング」などで基本的な考え方を学んだ。
出前教室は市民団体Tane-no-waが、合同会社SUM-ⅰ-CA(すみか)と協力して開催。取り組みは3年目を迎える。
児童たちは「6歩前に進む」「右に曲がる」など指示内容を考えて、目隠しした先生を目的地に誘導したが、歩幅の考慮がなかったため失敗。工大生から「指示の正確さが足りないと目標に届かない」とアドバイスを受けた。
廣島音羽さん(12)は「楽しく、達成感があった。またやってみたい」と語り、授業を楽しんでいた。
小出谷代表は「子どもたちと触れ合って、内容の伝わり方や理解して行動する感覚を体感できた。次に生かしたい」と話した。