登別市は行政備蓄の具体的な整備方針を定める「登別市備蓄整備方針」を2024年度内に改定する。昨年の能登半島地震の避難所での防寒対策と生活環境の改善を教訓に、毛布、寝袋、簡易ベッド、テント式パーティションの備蓄目標数を引き上げる。
同方針は2013年3月に策定され、22年10月に改定している。今回は資器材の目標数を毛布1300枚(改定前千枚)、寝袋1300枚(同100枚)、簡易ベッド(段ボール製と折り畳み)1300台(同150台)、テント式パーティション1300区画(同200区画)にする。
寒冷地における床からの底冷え防止、粉じん吸入防止による災害関連の疾病や災害関連死の予防、プライバシーの確保など、避難所環境の改善を図るとともに、開設に関する研修などを行うことにより、市民の防災意識の向上を図る。
25年度は国の交付金を活用し、段ボール製と折り畳みの簡易ベッド各200台、テント式パーティション400台を購入する。5~6月に契約事務、9~11月に物品納入、12月以降に防災研修などでの活用を見込んでいる。
事業費は2018万5千円で、3月定例会で24年度補正予算案を提出する。
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2025/02/11 20:00登別
行政備蓄数引き上げ、24年度内に方針改定 能登半島地震教訓に登別市
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