そり滑りを楽しむ子どもとシャークスの選手
室蘭ユースホステル(YH)による「潮見公園ゆきあそびWith日本製鉄室蘭シャークス」が2日、YH前の潮見公園(みゆき町)で行われ、親子10組がそり滑りやペットボトルロケット飛ばしを楽しんだ。
初開催のイベントには、公園の草刈りに協力したシャークスの選手20人がそり滑り、室蘭工業大学生5人がペットボトルロケット飛ばしに参加した。
記録的な雪の少なさが続く室蘭市内だが、子どもたちは元気いっぱい。公園内の緩やかな丘では、プラスチック製やタイヤチューブのそりを使い、シャークスの選手たちと滑り降り、歓声を上げていた。
ペットボトルロケット飛ばしは、室工大生と子どもたちが一緒に取り組んだ。水を噴射し飛ばすために、空気を圧縮させると「サン・ニー・イチ」のかけ声で発射、行方を見つめていた。
登別市青葉小2年の遠藤晴生さんは「楽しかった。またそり滑りがしたい」と笑顔を見せた。
YHの藤当満支配人は今後もイベントを継続する方針で「ここで遊んだことを、大人になっても覚えておいてほしい」。室蘭シャークスの松嶋和将主将(テツゲン)は「子どもたちと触れ合うことで、童心に返れるのがいい」と話していた。