鏡餅に刀を振り下ろす参加者ら
室蘭剣道連盟(下出邦二会長)の2025年鏡開きが11日、室蘭市入江町の栗林商会アリーナで行われ、少年剣士らが今年一年の精進を誓い、初稽古に汗を流した。
剣道、居合道、杖道の会員や関係者ら約60人が参加した。下出会長が「競技人口の減少に対応した運営の工夫を求められている。今年一年、インフルエンザなどの感染予防にも気を配りながら、稽古に励もう」とあいさつ。
各団体の代表者が気合の声とともに刀を鏡餅に振り下ろした。剣道、居合道、杖道の演武も行われたほか、初稽古も実施。少年剣士らが巳(み・ヘビ)年の飛躍と感謝・礼節の重要性を胸に秘めながら、稽古に臨んでいた。