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2025/01/10 19:30大雪情報

日本海側で大雪、交通混乱 強い冬型、引き続き警戒を

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雪に覆われた新潟県長岡市=10日午後

◆―― 通行止め、新幹線に遅れ
 強い冬型の気圧配置が続き、10日は北日本から西日本の日本海側で山間部を中心に大雪となった。一部の高速道路が通行止めになり、新幹線で運転見合わせや遅れが出るなど、各地の交通や物流が混乱した。冬型の気圧配置は緩むが、11日にかけて上空の寒気の影響で降雪が続くとして、気象庁は警戒を呼びかけている。

 高速道路各社によると、10日、北陸自動車道ではスリップ事故で新潟市内の上り線が未明から昼ごろまで通行止めとなり、約100台が一時滞留した。東名・名神高速道路では、愛知県から滋賀県にかけ広範囲で上下線の通行止めとなった。

 物流各社は配送遅れが発生したと発表。日本郵便は一部の窓口業務を休止し、ヤマト運輸も荷物の預かりや配送を停止する対応を取った。佐川急便では一部で配送に遅れが出た。

 新幹線のダイヤも乱れた。除雪作業が難航しているとして、山形新幹線は福島―新庄間の上下線で始発から午前11時まで運転を見合わせ、計13本が運休した。東海道新幹線は始発から、名古屋―新大阪間で速度を落として運転。山陽新幹線との直通列車を含め、上下線で計91本が最大54分遅れ、計約7万1千人に影響した。

 気象庁によると、北日本や東日本の上空約5500メートルに氷点下30度以下の強い寒気が流れ込んでいる。10日の3時間降雪量の最大値は午後4時時点で福島県の南会津町と西会津町で20センチ、新潟県阿賀町で19センチとなった。多くの地域で平年を大きく超える積雪となっている。

 11日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で東北、関東甲信50センチ、北陸、近畿、中国40センチ。

◆―― 物流各社で配送遅れ 荷物預かり停止も
 日本海側を中心に各地で大雪となったことで、交通に支障が生じ、物流にも大きな影響が出ている。日本郵便とヤマト運輸、佐川急便は10日、配送遅れが発生したとそれぞれ発表した。日本郵便は一部の窓口業務を休止。ヤマト運輸も荷物の預かりや配送を停止する対応を取った。

 日本郵便では北海道のほか東北、信越、北陸、近畿、中国、九州の各地方を発着する郵便物やゆうパックの配送に遅れが出た。道路事情や船の欠航などが原因で「今後の天候状況により、その他の地域でも遅れが生じる可能性がある」としている。

 愛知、徳島、福岡、佐賀、長崎、大分各県にある一部の郵便局は窓口業務を一時取りやめた。

 ヤマト運輸では、青森、岐阜、島根各県の一部地域宛ての配送に遅れが生じた。北陸発着の荷物の一部や、北海道、中国、四国、九州に向けた荷物にも遅れが発生する可能性があるという。青森県や島根県の一部地域宛ての荷物は預かりを停止し、石川県の一部地域を発着する荷物は預かりと配送を停止した。

 佐川急便は北海道と新潟県の全域、青森県の一部地域で配送に遅れが出たと説明した。日数に余裕を持ってサービスを利用するよう呼びかけた。

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