寒締めホウレンソウの収穫を行う木村代表
【壮瞥】雪で辺り一面真っ白な壮瞥町。滝之町の木村大作農園(木村大作代表)では、寒さに当て甘みを引き出す「寒締めホウレンソウ」の出荷がピークを迎えている。木村代表は「とても出来が良く、甘くおいしいですよ」と白い息を吐きながら作業している。
葉が分厚く、クシュクシュと縮み、広がるようにロゼット状に育つのが特徴。同農園では昨年9月下旬にトレイに種をまき、10月末にハウス内に定植した。暖房は使わず二重のハウス3棟で栽培。寒い日は、ハウス内は氷点下になるという。12月中旬ごろから出荷を始めた。
年明け後は7日から本格的に出荷。木村さんがはさみを使い、丁寧に収穫していた。木村代表は「寒さで甘い。しゃぶしゃぶにしてもすごくおいしいですよ」と笑顔でPRしている。
収穫は1月いっぱいまで続く。地元スーパーのウロコ、壮瞥の農産物直売所サムズで販売している。