大滝クロカンコースで初滑りを楽しむスキー愛好者=25日午前
◆―― 愛好者「雪質とてもいい」
伊達市大滝区の大滝クロスカントリーコースが25日、今季のオープンを迎えた。初日は、大滝総合運動公園のグラウンド周回のみの開放。市内外からの待ちわびたファンが初滑りを楽しんだ。
徳舜瞥山山麓や長流川周辺の3・5キロ、5キロのコース。管理するNPO法人大滝まちづくりサポートによると、現在の積雪は40センチ程度という。積雪の状況を見ながら、圧雪など準備が整い次第順次オープンする。
初日は地元をはじめ、千歳市や苫小牧市、後志管内の蘭越町や喜茂別町から愛好者が来場。スキー板のチェックを済ませると、久々の雪の感触を味わうように「シュン、シュン」と雪を鳴らすように滑走していた。
毎年オープンに合わせ滑りに来る洞爺湖町高砂町の泰地恵さん(68)は「雪質はとてもいいです。(大滝区の大滝クロスカントリーコースで)仲間に会えることも楽しみの一つです」と息を弾ませた。
開設期間は来年3月31日まで。利用は無料。休憩所キートスマヤの利用時間は午前9時~午後5時。問い合わせは同サポート、電話0142・68・5566へ。