製品評価技術基盤機構(NITE)は暖房器具による火災が毎年起き、死亡事故も多いとして、冬の訪れを前に「本体に異常がないかや近くに可燃物がないかなど、しっかり点検して事故を未然に防いで」と呼びかけている。
NITEによると、2019年からの5年間で、暖房器具に関する事故が582件あった。8割以上が石油や電気のストーブ、ファンヒーターによるものという。石油では特に高齢者の事故の割合が高くなっている。
死亡事故も多く、石油で49件56人、電気で15件16人。石油ストーブの給油口がしっかり閉まっていないことによる油漏れ、ガソリンの誤給油、上部に干されていた洗濯物の落下など可燃物の接触が原因になっているケースが多い。
NITEは電源コードやプラグが変形、破損していないか、周囲の壁や可燃物との距離が十分に確保できているか、燃焼部の近くにほこりがたまっていないかなどを点検することが重要としている。
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2024/11/12 15:00社会
暖房、火災や死亡事故多発 器具の異常、場所点検を
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