ポイントを奪いガッツポーズする井下選手
夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)フェンシング競技(室蘭市、室蘭市教育委員会など主催)は3日、室蘭市入江町の栗林商会アリーナで行われ、個人エペは男子の篠原功(鹿児島南)、女子の岸本鈴(龍谷大平安)が頂点に立った。
道内勢では札幌大谷の井下愛莉(1年)が予選プールを2戦2勝で予選トーナメントに駒を進めたものの、初戦の前田妃菜多(大垣養老)に12-15で惜しくも敗れた。涙を浮かべて試合を振り返った井下は「普段の練習でできなかった技もできた、自分としてはいい試合だったと思う」と胸を張った。「次戦は4日の個人フルーレ、まずは1勝、足を動かして1本を取りにいく」と意気込んだ。
札幌光星副主将の阿部大斗(3年)は予選プールを1勝3敗で予選トーナメント進出はかなわなかった。「同点に追いつかれて動揺してしまった。あす以降は気持ちを強く持ち焦らずに戦いたい」と前を向いた。4日は個人男女サーブルとフルーレが実施される。
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