太鼓演奏を体験する子どもたち
室蘭市中島町のシャンシャン共和国商店街振興組合(斉藤弘子大統領)の「37周年建国祭」が29日、お元気広場で開幕した。ステージ発表や飲食の提供、ハロウィーンのコスプレ体験コーナーなど、多彩な催しで盛り上がった。きょう30日まで。
シャンシャン通りを歩行者天国として開放。通りをステージに、市内や登別市の団体が次々と出演し、和太鼓演奏、よさこい演舞、ダンス、アカペラで会場を盛り上げた。
同組合飲食店による「シャンシャン共和国フードテラス」では、やきとり、唐揚げ、ラーメン、ポークシチューやビール、ホットワインなどを販売。来場者は、各店自慢の料理を楽しんでいた。
ピノキオ幼稚園によるハロウィーンコーナーでは、子どもたちが紙にイチョウやサクラの落ち葉を貼り付け、オリジナルの仮面を作製。イタドリを使った笛作りも行った。庭山千廣君(旭ヶ丘小3年)は「ボンドで葉っぱを塗るのが楽しかった」と満足げだった。
斉藤大統領は魔女の仮装で登場し、開会式で「今日、明日とイベントを盛りだくさん用意しています。飲んで食べて、いろんなイベントがあるので、思い出を心に刻んでいただければ」と来場者を歓迎した。
30日は、室蘭百花繚蘭のよさこい演舞(午後2時)、コスプレコンテスト(同3時半)などが行われる。ゲームセンターのBIGBANG室蘭店横の特設ステージでも歌手が出演する。