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2021/06/05 05:00室蘭

名残惜しい解体…「えみらん」へ移転進む 青少年科学館と図書館本館

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解体作業が始まった青少年科学館(右側)と図書館本館

 室蘭市本町の市青少年科学館と市立図書館本館の解体工事が始まった。3月31日に閉館後、隣接する環境科学館・図書館(愛称・えみらん)へ蔵書や展示物の移転作業を実施。1963年(昭和38年)に開館した道内初の科学館、市民の要望を受けて58年に開館した図書館と、歴史ある建物が間もなく姿を消す。

 科学館はピーク時の75年度には20万9331人が来館。1階は科学や地震の体験コーナー、2階はプラネタリウムをはじめ、宇宙や音、光を学ぶコーナー、3階は企業コーナーがあった。図書館は約14万冊の蔵書数を誇った。市民から寄贈された美術書などの貴重図書をそろえた「ふくろう文庫」は約6800冊に上り、市民ボランティアの協力で一般公開してきた。

 両施設の解体工事の工期は5月10日~9月6日。解体費は科学館が約6300万円、図書館は約4200万円。近隣住民、町会関係者への事前説明を経て、今週から高さ5メートルの仮囲いを設置。科学館中庭の一部解体工事が始まっている。

 今後は1カ月後を目安に両施設内部の解体に着手。順次、上部躯体(くたい)、基礎部分も解体し、8月末までに完了する予定だ。科学館の外壁塗装と図書館天井の一部に石綿(アスベスト)が使用されているため、飛散防止対策を施しながら作業に当たる。

 解体後の敷地は、環境科学館・図書館がオープンする12月までに駐車場として整備される。

 図書館の蔵書は、4月6日から移転作業を開始。同月末に全ての蔵書を環境科学館・図書館に移し、5月中旬までに一般図書、絵本・児童書、郷土資料など、分類ごとに仕分ける大まかな配架の作業を完了。現在は蔵書をそれぞれの棚に細かく並び替える精密配架の作業を行っている。

 蔵書はこれまでの1~3階の機能を1階に集約。一般図書、児童図書のブースに分け、真ん中に新聞や雑誌を設置するブラウジングストリートを設ける。卵型の構造を生かして回遊性も高める。

 伏見聡館長は「これまでよりも閲覧席が多くなるので、来館者がくつろいで滞在しやすい図書館にしたい」と抱負を話している。

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蔵書の移転作業が進められているえみらんの図書館

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