
和歌山県の岸本周平知事
和歌山県知事の岸本周平さんが15日午前9時33分、敗血症性ショックのため和歌山市の病院で死去した。68歳。和歌山市出身。
岸本さんは1980年に東大卒業後、旧大蔵省に入省。衆院議員を5期務めた後、2022年の和歌山県知事選で初当選し、1期目だった。14日午前、市内の知事公舎で倒れているのが見つかり、意識不明の重体で搬送され、集中治療室(ICU)で治療を受けていた。宮崎泉副知事が職務を代理する。
県によると、14日午前10時15分ごろ、岸本さんと連絡が取れなかったため秘書らが知事公舎内を確認したところ、倒れていた。13日の大阪・関西万博開幕日に会場で行事に参加し、みこしを担いでいた。