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2025/03/04 05:00道内

24年度上期胆振観光入り込み、3.3%増1千万人超え コロナ禍前の水準に

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コロナ禍前の水準に達している胆振管内の観光地。中国からの入り込み増が完全飛躍への鍵となりそうだ=24年8月、登別温泉

 胆振総合振興局は2月28日、2024年度上期(4~9月期)の観光入り込み数を発表した。23年度同期比32万3800人(3・3%)増の1023万5300人。新型コロナウイルスの5類移行から1年が経過したことや、イベントの通常開催で観光需要が高まったことなどが要因。19年度同期比では3万5500人(0・3%)減で、ほぼコロナ禍前の水準まで回復した。

 23年度比でみると、入り込み全体のうち道内客はほぼ横ばいの665万7700人で、道外客が32万4800人(10・0%)増の357万7600人。23年5月に新型コロナが5類に移行し、同年のイベント開催では一部制限を設ける場面も見られたが、24年度に入り通常通りの内容で行われたことで、観光需要が高まったとみられる。

 1998年度以降の観光入り込みを見ると、国内外での災害発生などで700、800万台にとどまっている年度もあるが、おおむね1千万人前後で推移している。コロナ禍で19、20年度は500万人台にとどまったがその後順調に回復を続け、ここ10年で2番目に多い入り込みだった17年度(1020万6千人)を超えた。

 インバウンド(訪日客)の宿泊延べ数は39万4987人。19年度比2万2783人(5・5%)減だったが、23年度比では3万8757人(10・9%)増だった。

 インバウンド宿泊延べ数の国・地域別では、台湾が14万5253人でトップ。以下韓国、中国、香港、シンガポールと続いた。新千歳空港への直行便の増便や日本行き団体旅行の解禁などが要因。

 ただ、中国は19年度比5万1477人(56・7%)減の3万9375人にとどまっており、中国からのインバウンド増が、入り込みの完全復活の鍵となりそう。

 登別国際観光コンベンション協会の大野薫専務理事は今年の春節時期について「中国などアジアからの観光客が多かったほか、欧米からの客の伸び率も大きかった。今後に期待できるのでは」と話した。

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