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画面越しの永井さんに英語で質問を投げかける児童たち
伊達市伊達小学校(近藤大作校長、480人)の4年生が17日、スペインカタルーニャ州のバルセロナ日本人学校に校長として赴任している永井修さんの遠隔授業を受けた。児童たちは習った英語で積極的に質問を投げかけるなど異文化に興味を示した。
永井さんは伊達小校長を経て、2023年度、バルセロナ日本人学校長として文科省から派遣されている。
この日は4年2組の25人が外国語活動として取り組んだ。児童たちは画面に映った顔なじみの先生に、大きな声で「What time is it?(何時ですか)」と質問。永井さんが英語で「午前5時」と答えると、午後1時を示す教室の時計を見て驚いていた。
このほか「スペインの学校に給食はあるの」「スーパーでみそは売っているの」などと外国語を教える教員のサポートを借りながら質問した。
時差が8時間もあって驚いたという舘山智通さんは「日本との違いがたくさんあって面白い。もし、バルセロナに行けるのならスペインの給食を見てみたい」と話した。
永井さんとのオンライン交流は、別のクラスでも20日に行われる。