室蘭手打ちそば愛好会の会員(中央)に指導を受けながらそば打ちに挑戦する参加者
室蘭市内の愛好家でつくる「室蘭手打ちそば愛好会」(古屋美智恵会長)の手打ち教室が13日、高砂町の高砂町会分館であった。親子ら約10人は、一からそばを作る技術を学んだ。
教室は、そばに親しみ、そば好きを増やそう-との思いで20年以上前から取り組んでいる。今回は午前と午後の2回に分けて実施し、帯広産のそば粉と道産小麦粉を合わせた「二八そば」作りに挑戦した。
参加者たちは、同会会員の手ほどきを受けながら粉に水を行き渡らせる「水回し」を行った。その後、麺棒で約1・4ミリの厚さになるまで延ばしたり、専用の包丁で幅0・3~0・5ミリの太さに切り分けた。
室蘭・旭ヶ丘小4年の佐藤柚希さんは「延ばすところがうまくいった。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。