息の合った演奏を披露した吹奏楽祭の出演団体
室蘭吹奏楽連盟主催の「吹奏楽祭Brass in 2024」が15日、幸町の室ガス文化センターであった。室蘭、登別の両市中高吹奏楽部や一般3団体の計16団体が、息の合ったハーモニーを会場に響かせた。
室蘭民報社など後援。約300人が出演し、聴衆約600人が演奏に聞き入った。
中高生選抜バンドの演奏で幕開け。中高吹奏楽部と社会人までが所属する出演団体は3グループに分かれ、吹奏楽のスタンダード曲やアニメソングなどの曲を披露した。フィナーレは日胆地区吹奏楽連盟50周年記念曲「イン・ザ・クラスター」を出演者全員で演奏、大きな拍手が送られた。
大谷室蘭高吹奏楽部の矢野芽衣部長(17)は、世代を超えた共演に「勉強になることが多く、今後も吹奏楽祭は続いてほしい」と話した。
登別市から訪れステージを満喫した会社員下谷宴子さん(52)は「感動した。息子の演奏も見られ楽しめた」と笑顔だった。