打ち上げ場所や観覧席などを確認し合った実行委メンバー=室蘭市だんパラ公園
3万発を打ち上げるイベント「室蘭満天花火」実行委員会(実行委員長・上村正人電材重機代表取締役社長)は、会場となるだんパラ公園(香川町)を視察。開催予定日の来年9月6日に向け本格的に動き出した。
実行委メンバーの他、共催の室蘭民報社80th実行委員会メンバー、花火の打ち上げ、ステージ設営など各担当者ら約30人が出席した。
イベントが行われる会場は、だんパラ公園にあるロッジ駐車場前の斜面。正面に太平洋や室蘭港、工場群や蘭東地区の街を望む。冬季はそり滑りに市民らが訪れている。
メンバーらは会場全体のイメージを共有した。これまで同実行委は打ち合わせを重ね、ステージや客席の位置などを話し合ってきた。現地の視察では、ステージの設営場所に関し、観覧者の動線などを考慮。当初の予定から移動させた方がよいことなど意見を出し合った。
花火の打ち上げに関しては、観覧席からの高低差や距離を再確認。担当者は花火の観覧に適しているとし「どこにもないような花火大会になる」と期待を込めた。
また、火災対策も徹底。点火用の導火線を使わず類焼を防ぐことや、火の粉が地上まで到達しにくい花火を使用するとした。
今後、来年2月3日に先行チケットを発売予定。同時期にはキッチンカーなどの出店者も募集する。
また、現在オフィシャルパートナーと特別協賛を募集している。問い合わせは同実行委メールinfo@manten-hanabi.com