雪氷対策期間中の安全と無事故を祈願した出陣式
NEXCO東日本北海道支社室蘭管理事務所(磯部拓巳所長)は8日、室蘭市崎守町の道央道室蘭インターチェンジ(IC)駐車場で、高速道路の冬季の安全な交通確保に向けた「雪氷対策出陣式」を行った。
同社は16日~来年4月末を雪氷対策期間に設定。大沼公園IC─登別室蘭IC間(161.8キロ)を管轄している同事務所は毎年この時期に出陣式を行っている。今回は関連企業の関係者や道警交通機動隊員ら約70人が参加。除雪車両やパトロール車両など約30台が並んだ。
関係者らが玉串をささげるなどして期間中の安全や作業時の無事故を祈願。除雪車などが清められた後、4台が本線に向けて出発した。
磯部所長は「高速道路は生活や産業の大動脈なので、安全な交通確保のために努める」と話し、「冬季は局地的な大雪が見込まれる。早めのタイヤ交換のほか、出発前に最新の交通情報を確認してほしい」と呼びかけた。