道道を歩行者天国にして大勢の人でにぎわう幌別地区手づくり祭り=7日午後0時40分、登別市中央町
2024年度刈田神社例大祭宵宮祭の7日、登別市中央町の同神社境内では宮ガーデンが開かれ、市民らが露店や演芸発表などを楽しんだ。同日開催の第36回幌別地区手づくり祭りは、同町の道道を歩行者天国にし、37店舗の露店と姉妹都市観光物産展などが並び、多くの人出でにぎわった。
宮ガーデンでは、同神社駐車場に登別商工会議所青年部やのぼりべつ酪農館などが露店を出店し、登別豚ベーコンバーガーなどを販売した。手裏剣体験や射的、スマートボールなどが子どもたちの人気を集めた。
8日はみこし渡御が午前9時に同神社を出発。幌別地区などを巡り、午後4時半ごろに余興所で登別中央飲食店組合による餅まき奉納が行われる。大西俊之宮司は「祭りで親睦を深めていただき、地域の平安を一緒に祈ってほしい」と話した。
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暴力追放運動の一環として実施している幌別地区手づくり祭りは、日中から親子連れを中心に多くの人が詰めかけ、焼き鳥、唐揚げ、ラーメン、デンマーク産ビールなどさまざまな露店巡りを楽しんでいた。
姉妹都市観光物産展では、宮城県白石市が日本酒蔵王、温麺(うーめん)など、神奈川県海老名市はいちごジャム、クッキー、どら焼きなどを販売。米が品薄になっている影響か、白石産ササニシキは10分程度でこの日の販売予定の約20袋を完売する好評ぶりだった。
手づくり祭りは8日も午前10時~午後8時まで行われる。
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