ディベートを行い、自分の意見を相手に伝えている生徒たち
室蘭・海星学院高校の3年生21人とインターンシップで同校を訪れていた米国・ミネソタ州の姉妹大学付属校セント・ジョンズ・プレシップ高校の生徒が「日本とアメリカの違い」をテーマとしたディベート(討論)を、英語で行った。3グループに分かれ、スポーツや宿題の必要性を比較し意見を交わした。
「アメリカのスポーツにはエンターテイメント性があり、生徒が大会に出る時は盛大に応援するが、日本はそういったことが少ない」「アメリカは宿題量が多く、問題に対して自分の意見を書くが、日本の宿題は問題を解くことを重視している」などの違いを12分間話し合った。その後、インターン生が同校生徒に英会話に関するアドバイスを書いた紙を渡し、反省会も英語で行った。
ディベートを行った三国莉々子さん(17)、白川千凛さん(17)、橋詰日菜さん(17)は、「外国語指導助手(ALT)の先生は日本人に分かりやすく話してくれるけど、インターン生の英語は話すスピードが速いので全然違う。英語力がまだ足りないけど、勝ちたいという気持ちで自分の言葉とジェスチャーでディベートを行い、とても楽しかった」と笑顔を見せた。
インターン生のミランダさん(17)、イザベルさん(17)、オリビアさん(18)は、「生徒たちはフレンドリーで英語を楽しもうとしている。英語が苦手な人も自分の言葉で意見を伝えようとする力が素晴らしい」と今回のディベートを振り返った。