お菓子などをまく「餅まき」にたくさんの人が集まるマイケル復活祭
◆―― 喜びいっぱい、まつりにぎわう
伊達市大滝区三階滝町の「北海道きのこ王国本店」広場前の駐車場で6月30日、同店のシンボル、全長約10メートルの恐竜マスコット「マイケル」の復活祭が行われた。
マイケルは昨年9月に無人トラックに突っ込まれ、手足が折れて撤去されていた。交流サイト(SNS)でマイケルの事故が発信されると、復帰を求める声が多く届いたことから、今年3月から札幌の修理業者に「入院」し、今回の復活につながった。
「マイケル復活祭」は開始前から来場者が集まり始め、先着200人に用意したうちわや風船などの限定プレゼントは数分で無くなる人気だった。
きのこバンドは「ジュラシックパークのテーマ」などを演奏、聴衆を楽しませた。餅まきでは用意していた千個のほか子ども用にお菓子もまいた。
室蘭市白鳥台から家族で訪れた渡辺晶さんは「やっぱりマイケルがいると安心します。きのこ王国に来たって感じ」と復活を喜んだ。
元田秀樹代表取締役は「マイケルがトラックを止めてくれたから、大事故にならなかった。守り神として役割を果たしてくれた。多くの人に復帰を喜んでいただきありがたい」と感謝した。
きのこ王国本店は今春に店内を改装し、テラス席をリニューアル。エアコンを完備し、快適に飲食と休憩、トイレの利用ができる。