夏の風物詩「若鮎」を笑顔でPRする佐藤さん
◆―― 水無月は30日限定
わかさいも本舗(本社・洞爺湖町)は、取り扱いが6月のみとなる季節限定の和菓子「若鮎(わかあゆ)」を販売中。「水無月(みなづき)」は30日限りの販売で、27日まで予約を受け付けている。登別本店の佐藤悠珠さんは「季節の味をお楽しみください」とPRしている。
北海道にも夏がやってくる。夏の風物詩・若鮎をかたどった、しっとり柔らかい中華まんじゅうの生地で、ほんのり甘い求肥(ぎゅうひ)を包み込んだ。「外はしっとり、中はもちもちの食感です」といい、この時期は若鮎目当の来店者も多い人気商品。1個150円。
水無月は、1年の折り返しに当たる6月30日の「水無月の祓(はら)い」に合わせて当日のみの限定販売。白い三角形のういろうを暑気をはらう氷に見立て、邪気をはらう小豆を乗せた和菓子となっており、半年間のけがれをはらい、残り半年の無病息災を祈願する神事の意味を込めた。2個入り259円、4個入り518円。価格は全て税込み。27日まで各直営店店頭と電話で予約を受け付けている。佐藤さんは「当日販売も若干ご用意しております。この時期ならではの和菓子をぜひ」とお薦めしている。