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2021/06/09 06:00室蘭

シカの食害「困った」 ふれあい市民農園

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雑草に覆われた農園区画

野菜づくりなど断念も
 室蘭市社会福祉協議会が市から管理・運営の委託を受けて開設している室蘭市崎守町の「ふれあい市民農園」が、シカの食害の直撃を受けている。毎年、65歳以上の市民が野菜や花づくりを楽しんでいるが、継続を断念するケースも出ており、計141区画のうち、2割の29区画が空いている状態だ。

 2年前から区画を借りている東町の女性も食害に遭った一人だ。今年も夕方や早朝の作業中、畑に近づくシカの姿を頻繁に見ている。「柵を高くしたら、今度は土を掘って下から入り込んできた。一度中に入ると味を占めるのか、どんな対策をしても入ってくる」。今年もジャガイモやトウモロコシ、ニンジン、ダイコンなどさまざまな野菜を育てているが、いつ被害に遭うか、戦々恐々としている。

 昨年初めて区画を借りた港南町の男性。畑を高さ2メートル以上の柵で囲んだおかげで、育てたジャガイモやダイコン、ニンジンに被害はなかった。「最初は胸あたりまでの高さの柵で囲んでいたけど、周りの人の助言で高くしました。今年はいろんな野菜を育てたいですね」。こちらは、高い柵の効果はあったよう。

 食害で継続を断念した区画は1年で雑草だらけになるため、高齢の初心者が農地として再生するのは困難だ。市社協の担当者は「多くの市民から問い合わせはありますが、大半の人が雑草だらけになった現地を見て辞退します」と嘆く。

 柵の設置は食害対策だが、逆効果も招いている。以前は崎守町の農家がトラクターで土の掘り起こしを手伝ったが、柵で道が狭くなり農園内に立ち入ることができなくなったという。

 市社協は「多くの市民に野菜や花づくりを楽しんでもらいたいのだが」と、食害解決、荒れた区画の再生へ頭を悩ませている。

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