室蘭市消防本部予防課予防係 小泉至さん
火災が発生しやすい時季を迎え、火災予防意識の一層の普及を目的とした、春の火災予防運動が30日まで全道で実施されている。室蘭市東町2の室蘭市消防本部予防課予防係の小泉至さんは「春は空気が乾燥しやすく、野火なども心配される季節です。火災予防への意識を高め、たばこやこんろなど火の取り扱いには十分注意しましょう」と話す。
同運動の全国統一の標語「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」を合言葉に、期間中は胆振管内の各消防本部、消防署、消防団、及び関係機関・団体で啓発活動が展開されている。
小泉さんは「室蘭市内では21日現在、1月から発生した火災は9件。昨年の同時期と比較すると4件減少しています」と現況を説明。火災予防の条例により住宅用火災警報器の設置が義務付けられていることから「自分の命を守るため必ず警報器を設置しましょう」と呼び掛けている。