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2021/01/17 06:30室蘭

コロナ厳戒共通テスト 室工大会場 初日終了「あと一息」

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担任教諭から激励を受ける受験生

 大学入試センター試験に代わる、初めての大学入学共通テストが16、17日の2日間の日程で全国一斉に始まった。西胆振唯一の試験会場となる室蘭工業大学(室蘭市水元町)には519人の受験生が志願。交通機関の乱れなど大きなトラブルはなく、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底し初日の試験を終えた。

 初日は午前9時半の地理歴史・公民に始まり、午後は国語、外国語(リーディング、リスニング)が行われ、午後6時10分に予定通り終了。大学側は、受験生にマスク着用や手指消毒を呼び掛け、休憩時間にドアを開けるなど換気を徹底。受験生同士で会話や交流を控えるよう求め、持参の昼食は試験場の自席で取ってもらった。今月末に設定の追試験を希望する体調不良の受験生はいなかった。

 受験教科を終えた受験生は、疲れた表情を見せながらも2日目の試験に向け気持ちを引き締めていた。室蘭栄高校3年の今香遥さん(18)は得意科目の「倫理、政治・経済」に手ごたえ話し、「志望校に合格し将来、臨床検査技師になって新型コロナの感染予防も担えれば」と目を輝かせていた。

 2日目は理科と数学。室蘭地方気象台によると、17日の胆振は晴れ一時雪。室蘭の予想気温は朝が氷点下3度、日中も同1度と真冬日となりそう。

 同センター試験に代わり、大学入学共通テストが導入。思考力や判断力を重視した問題傾向となり、英語のリスニングの配点が2倍になるなど変更された。国公立大学志願には原則受験が必要。

問題を誤配布 苫駒大
 大学入試センターは16日、苫小牧駒沢大で、視覚障害のある受験生1人にセンターが誤った問題冊子を届けたことが分かり、再試験の対象にしたと発表した。

 センターによると、「政治・経済」を受験する予定なのに「倫理、政治・経済」を大学へ送付。視覚障害専用の冊子なので予備がなかった。配布後に本人が気付いて申し出た。

「あなたなら大丈夫」共通テスト室工大会場 受験生を先生が激励
 大学入学共通テストの試験会場となった室蘭市水元町の室蘭工業大学の正門前では試験初日の16日、西胆振の高校の教員が、教え子たちに励ましの声援を送っていた。

 緊張した面持ちで試験会場の正門に到着した受験生は、母校の教員を見つけると安堵(あんど)の表情を浮かべた。中には苦手な科目について質問をしたり、緊張して眠れなかったなどと口にする受験生もいた。教員から「休憩時間はしっかり休んで」「あなたなら大丈夫、いつも通りに」などと明るく声を掛けられた受験生たちは、表情を引き締めながら試験会場へ向かっていった。

 登別明日中等教育学校6回生の古田美和さん(18)は、コロナ禍で通学できなかった期間は、毎日午前8時半から正午までと決め、友人とLINE(ライン)のビデオ通話でつないだ。一緒に勉強している雰囲気を作り、お互いに励まし合ってきた。「きょうは今まで頑張ってきたことを信じて、全てを出し切ってきます」とガッツポーズを見せていた。

 室蘭清水丘高校3年生の本野伶汰さん(18)は、昨年までの大学入試センター試験から出題傾向が変更されたことや、コロナ禍による臨時休校期間があったことにも前向き。「みんな同じ状況で苦労したと思う。高校の先生が講習や予想問題をたくさん出して支えてくれた。結果で恩返しをしたい」と語った。

 2年前まで伊達緑丘高校で勤務し、現在は虻田高校教諭の菅原史悦さんは「前の教え子たちが努力している連絡はもらっていた。頑張れと言ってあげたい」とエールを送っていた。

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 共同通信のニュースサイト「47NEWS」特集ページに全ての問題と解答を掲載しています。アドレスは、https://www.47news.jp/culture/education/kyotsu-exam/2021

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初日の試験を終えて試験会場から出てきた受験生=16日午後6時半ごろ、室蘭工業大学

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