テークアウト用の弁当を作る曽野部代表取締役
◆―― 弁当、奥深い味わい人気
板前料理そのべ(室蘭市中島町2・24・18)が春から始めた弁当のテークアウトが好評だ。季節の食材を使った食欲をそそるメニューに、個人客や企業から注文が相次ぐ。曽野部好信代表取締役は「今後も喜ばれるメニューと安心できる店づくりに励みたい」と気を引き締めている。
これまで「竹の子物語」「うなぎづくし弁当」など、旬の野菜や魚介を使った弁当を提供している。和食の基本「五味・五色・五法」を取り入れた日本食の醍醐味(だいごみ)が凝縮しており、奥深い味わいや食感が人気を呼ぶ。今は「秋づくし紅葉弁当」を販売。きのこご飯をはじめ、サトイモの田楽や秋ザケのムニエルなどを詰めた「秋の味覚と彩りを楽しんでもらいたい」自信作だ。
店内は新型コロナウイルスの感染防止策を講じている。消毒液を設置したりカウンターにアクリル製の仕切りを置くなど徹底しているが、「これからも安全で快適な空間を提供したい」と、来店者の安心を追求していく考えだ。
営業時間は昼が午前11時~午後2時。夜は午後5時~同9時半。テークアウトを注文する場合は前日までに予約を。問い合わせは同店、電話0143・46局3018番へ。