ヒグマについて理解を深めた壮瞥町鳥獣被害防止対策協議会(提供写真)
【壮瞥】道内でヒグマの目撃や市街地への出没が増加するのを受け、壮瞥町鳥獣被害防止対策協議会は、役場で研修会を行いヒグマの生態などを学び、捕獲や駆除の対応に当たる人材の育成を図った。
北海道猟友会伊達支部壮瞥部会会員8人が参加。講師の同支部長・橋本誉弘さんが、ヒグマ対応の経験談から日頃の備えや遭遇した際の心構えについて紹介。胆振総合振興局関係者からの情報提供があり活発に意見交換していた。
同協議会では、昨年度から国の鳥獣被害防止総合対策交付金を活用して、ハンターの育成と猟友会内外の情報交換を活発に行っている。今後もヒグマ対策やエゾシカ被害の軽減などに向けた研修会を開催し、持続可能な野生生物対策の人材育成を行っていく予定。