成人後の自立を見据えて一人一人の子どもに適した療育・支援に取り組んでいる
プログラミング学習や社会生活適応訓練 見学や体験受け付け中
登別市で17年間、地域福祉活動に取り組んでいる特定非営利活動法人ゆめみ~るは9月1日から、児童福祉法に基づく障がい福祉サービス放課後等デイサービスとまり木(登別市中央町1・18・9)の営業を開始した。
ゆめみ~るでは、2021年からプログラミング教室、学習支援、子どもの居場所、不登校児童の居場所などの活動を3年に渡って取り組んできた。そのノウハウを放課後等デイサービスとまり木に投入して、子ども支援活動を強化した。
療育カリキュラムや利用状況はパソコンのデータベースに記録し、利用者一人一人に最適な療育を提供。「楽しみながら学ぶ」を基本方針に「運動療育」「プログラミング学習」「社会生活適応訓練」などの療育カリキュラム作りを行っている。
運動療育では、独自に組み立てたリトミックや感覚統合訓練に加え、NPO法人おにスポがプロデュースする取り組みも週に1回の予定で提供する。
プログラミング学習はタブレットと小型ロボットを使用し、プログラム技術の習得だけではなく「考える力」「集中力」「理解力」「想像力」などの強化に取り組む。
担当の木内卓さんは「プログラミング課題に一生懸命取り組んで課題を解決した子どもたちは、楽しみながら努力した結果の成功体験から、自己肯定感を積み上げていく」と話している。
同施設では見学や体験利用の申し込みを受け付けている。2次元バーコードを利用するか、電話0143・84・8795へ。