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2024/10/25 06:00室蘭

頂点へフルスロットル、八丁平小6年の外﨑選手 道内ただ一人、カート全国レース参戦

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カートのSODIジャパンカップに参戦する外﨑選手

 モータースポーツ・レーシングカートの全国レース、SODIジャパンカップ(27日・千葉県ハーバーサーキット木更津)に、外﨑優真選手(室蘭・八丁平小6年)が参戦する。ハンドルを握ってわずか2年。道内からただ一人、表彰台の頂点を目指す。

 レースを主催するのは世界最大のレンタルカートランキング「SODIワールドシリーズ」(SWS)。14歳以下を対象したカテゴリーのジュニアに参戦する。

 出場条件となるランキングを上げるため、これまで本州のレースで戦ってきた。8、9月には2戦で2位となり、上位ごとに与えられるポイントを獲得。ほかのドライバーは40~50戦かけてポイントを集めることが多いが、わずか21戦で上位にランク入りした。

 初めてハンドルを握ったのは小4の時。自転車では味わえないスピードの“とりこ”になった。以来、父親の義章さん(40)がコーチ役となり、新千歳モーターランド(千歳市)に通いながら親子二人三脚で腕を磨く。

 愛車は排気量200ccで最高速度は時速60キロを超える。スピンやクラッシュなど危険とも隣り合わせだが「抜いたり抜かされたりバトルが魅力」と語る。

 道内では大人も含めたレースで優勝するなど“独走”の強さを見せる。一方で、専用コースが少なく、義章さんは「経験を積むことが難しい」と口にする。

 強気で攻める。ジャパンカップには経験豊富なドライバーが集う。それでも「ブレーキングで負ける気はない。オーバーテイクしてライバルを追い越していく」と、1位でチェッカーフラックを駆け抜けるつもりだ。


 【レーシングカート】簡素な構造の競技用車両。パイプのフレームにむき出しのエンジンやタイヤ、シートを取り付けたもので、レーシングドライバーの入門に位置づけられている。

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レースでマシンを走らせる外﨑選手(提供写真)

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