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2024/10/17 13:30胆振東部

〈続報・動画〉厚真で鳥インフル確認 養鶏場、今季全国初 1万9千羽の処分開始

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厚真町の養鶏場で殺処分作業を進める関係者=17日午前10時50分(共同通信社ヘリから)

 厚真町の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、道は17日、遺伝子検査の結果、陽性と確認されたと発表した。今季の養鶏場での発生は全国初。道は飼育されている肉用鶏約1万9千羽の殺処分を開始した。農林水産省によると、これまでで最も早い時期の発生確認となった。

 鈴木直道知事は道庁で開かれた対策本部会議で「危機意識を共有し、迅速な防疫措置に全力を挙げてほしい」と指示。「流通している鶏肉については、食べても安全だと理解してほしい」とも呼びかけた。

 疑い事例が確認された養鶏場では、16日の簡易検査で陽性が判明。17日に遺伝子検査でも確認され、国が正式に判定した。農水省は同日、防疫対策本部を開き、小里泰弘農相は「野鳥で感染が見られており、全国どこで発生してもおかしくない状況だ」と述べ、発生予防とまん延防止の対策徹底を要請した。

 道は今後2日かけて全羽を殺処分し、埋却、消毒などの防疫措置を行う計画。約180人の道職員らが交代で作業にあたる。半径10キロ以内にある養鶏場5戸の計約71万羽については移動や搬出を禁止した。

 石破茂首相は16日、業者に厳重な警戒を要請するよう指示。17日、官邸で記者団の取材に「まん延防止のためには初動対応が重要だ。政府一体となって迅速に対応する」と語った。

 道によると、この養鶏場から16日夕、家畜保健衛生所に「普段より死ぬ鶏が増えている」と通報があった。

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首相官邸で開かれた鳥インフルエンザに関する関係閣僚会議=17日午前

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鳥インフルエンザの対策本部会議で発言する北海道の鈴木直道知事=17日午前、道庁

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