第10回目 横浜市開港記念会館と日本大通りです。
前回の「第43回横浜開港祭」にちなみ、国の重要文化財でもある「横浜市開港記念会館」に行ってきました。横浜市民になって十数年経ちましたが、こちらに行くのは初めてです。
「横浜市開港記念会館」は、横浜市中区にあります。みなとみらい線の日本大通駅1番出口から出ると目の前に。土曜日に行きましたが、当日はあらゆるイベント開催や地元の大学生たちで賑わい、エントランスから混雑。初めてなので、ボランティアガイドさんに案内をお願いし、ゆっくりと記念会館を回ります。
まず館内に入ると、エントランスでモザイクタイルが迎えます。訪れた人に幸福がもたらされるよう祈りが込められているそう。2階に行く木造り階段、耐震建築展示など触れても良いようになっていて、建築好きにはたまらないと思います。開港当時の資料や写真も展示されており、ガイドさんから「当時は横浜村と言ってとても小さな漁村。開港後埋め立て地が広がっていき、村が今の大都会になるんですよ」と。
心に残ったのは、黒船来航の一つとされるポーハタン号を描いたステンドグラス。太平洋戦争中、ステンドグラスは布で覆われていました。隠すことで守り、その後に米国人がこのステンドグラスの存在を知って、感銘を受けたとか。そして、1923年の関東大震災で唯一残ったジャックの塔。こういった唯一無二のものが歴史とともに記念会館にあることも驚き、横浜の街の強さも感じました。
記念会館見学のあとは、外に出て本町通り〜日本大通りをぷらぷらと。こちらは、よくドラマのロケ地として利用される並木道です。開港後に防火用の道として整えられた通り。横浜村だった頃にはない場所だと背景を知ると、より一層この通りを歩くことに深みを感じられます。
ちなみに、今回案内をしていただき知ったこと。横浜市開港記念会館の会議室は一般利用も可能で、小さい部屋だと500円〜ととても良心的な利用料。今後、打ち合わせやワークショップで利用したいと思っています。こんな素敵な場所で、会議や打ち合わせができたら気分が上がります。
(稲葉美菜子・いなば行政書士事務所)
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2024/06/24 12:00電子版企画
ヨコハマ探訪!(10)~青春オンライン企画~「横浜市開港記念会館と日本大通り」
横浜市開港記念会館入口
階段からみる本町通り
日本大通り
ライター:稲葉美菜子
集計日:6/29
集計期間:6/17〜6/23
人口と世帯
2024年5月末 現在
室蘭市
75,624人(-94人)
43,365世帯(-17世帯)
登別市
44,001人(-39人)
23,985世帯(+24世帯)
伊達市
31,449人(-44人)
17,490世帯(-11世帯)
( )は前月比