まちの玄関口を明るく照らすツリー型のイルミネーション
【洞爺湖】洞爺湖町商工会(鈴木雅善会長)は10日夜、JR洞爺駅(旭町)のイルミネーション点灯式を実施した。黄色を主に取り入れたツリー型の光の芸術が、利用する訪日客らを癒やしている。2月末まで。
イルミネーションは同商工会の恒例事業。約1万5千個の電球を使用し、長さは約15メートル。高さは約7メートル。点灯式で鈴木会長は「駅は洞爺湖町の玄関口。少しでもまちを明るくしたいと続けている」とあいさつ。下道英明町長も「まちを元気にする道しるべになってほしい」と来賓あいさつした。鈴木会長ら関係者が一斉に点灯ボタンを押した。
利用者らは早速、家族や仲間と楽しげにカメラのシャッターを切っていた。商工会のメンバーらが冷えた体を温める甘酒や菓子をプレゼント。ホテル昼食券などが当たる抽選会も人気だった。
高砂町から家族で訪れたパート従業員、松崎こずえさん(54)は「点灯式に来るのは初めて。まちが明るくなって良いですね」と笑顔で話した。
点灯式前には、町内を拠点に活躍する音楽ユニット「ueru(ウエル)」の演奏会が駅内で行われ、ギターとボーカルのクリスマスソングなどで盛り上げた。